歯肉退縮による知覚過敏||根面被覆術での対応

治療前
初診時の口腔内写真

治療後
メインテナンス時の口腔内写真

歯肉退縮は様々な要因で生じます。

歯ブラシの圧力などによる外傷性の原因もあれば、解剖学的な問題で生じる場合もあります。

一度歯肉退縮が生じると自然治癒はなかなか起こらず、むしろ場合によっては悪化していくことの方が多くなります。

歯肉退縮により知覚過敏などの症状が出現し歯ブラシがしずらくなってしまう以外にも前歯部で生じれば審美的にも不具合が生じます。

下がってしまった歯肉を元に戻す根面被覆術は歯肉退縮に対する根本的な治療となり第一選択となります。

歯肉退縮に対する根面被覆手術は確立された術式です。

下がった歯肉の部分に知覚過敏があるからといってコンポジットレジン修復を行ってしまうと、歯は長いままになってしまい磨きづらくなるだけでなく、コンポジットレジンが長期的にはザラザラしてくるので余計審美的にも悪くなることがほとんどです。

下がった歯肉は元に戻せますのでお困りの方がいましたらいつでもご相談ください!

主訴

下がってしまった歯肉を元に戻したい

治療内容

全体的な歯肉の炎症が改善したのちに下がった歯肉に対して根面被覆術を行う。

 

患者様の年齢 53
患者様の性別 女性
治療期間 5ヶ月
治療費 8万円
治療で得られるメリット

審美的な改善

ブラッシングしやすい環境

歯肉の炎症軽減

治療する際に起こるリスク・副作用

根面被覆術に伴う口腔内への手術