コロナ禍におけるお口の中への…

コロナ禍におけるお口の中への影響!!

コロナ禍におけるお口の中への影響!!

  • 口呼吸による口腔内への悪影響とは!?

口呼吸による口腔内への悪影響とは!?

 

こんにちは。歯科衛生士の林です。

今尚コロナ禍で大変な時期が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
 
今までは、冬の季節になるとマスクをする方が多くなりますが、コロナ禍では季節関係なくどこに行くにもマスクをする生活が続くようになりました。
 
今回は、そのマスクと歯周病との関連についてお話しさせていただきます。
クリニックの看板や、ブログの中にも
「40歳以上の80%以上の人が歯周病」
と書きましたが、その歯周病がマスクをしていると悪化しやすくなる‼︎とも言われているのです。
 
なぜでしょうか...???
 
マスクをしていると、鼻が覆われて息苦しくなる時はないですか?
私は、駅の階段や坂道などを少し小走りするだけで息苦しくなります。
その時に空気を多く取り入れる為に、つい口呼吸になりがちです。
 
口呼吸が続くと口の中はカラカラになり乾燥していき、その結果唾液が出にくくなります。
唾液が少なくなると、食後歯の表面に食べカスが付着したままになったり、お口の中の環境が酸性になっていき、結果として歯周病・虫歯が進行していくのです。
 
 
つまり唾液には口の中の汚れや細菌を洗い流してくれる大事な働きがあり、また酸性になった口の中を中性に戻す作用もあるのです!!
 
ですので口呼吸の方は、お口の中の環境が悪化する可能性があるので鼻呼吸を意識する事が大事です
 
口の中が乾燥しやすい方は口呼吸のサイン‼︎
唇が荒れやすい方も口呼吸のサインです‼︎
口の中を潤す為に、こまめに水分(水かお茶)を取るようにしてくださいねっ!
 
 
唾液分泌を促進させるために効果的な頬のマッサージなどもオススメします!
これは家で誰でもでき、しかも道具なども一切なし(無料)‼︎(笑)
 
頬のマッサージは、クリニックでも指導していますのでご興味のある方は是非お声かけしてくださいねっ!
 
 
そして虫歯、歯周病予防には毎日のセルフケア(歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシ)で口の中の細菌を減らす事が大切です。
セルフケアでの取り残し、積み重なった汚れが溜まると知らず知らずのうちに虫歯や歯周病が進行します。
定期的なプロメインテナンスケアをしてもらう事がその予防に繋がります‼︎
 
痛くなってからや困ったら歯医者に行くのではなく、困る前に予防として歯医者に行きお口の中の健康を心掛けるのがポイントですね!
 
まだまだ大変な時期が続きますが、患者様の1人1人にあったプランを一緒に考えていますので、いつでもお越しください。
お待ちしております。
 
戸越なかやま歯科
歯科衛生士 林